実は数年も前になりますが、親父から譲られて高崎市の土地に小さなマイホームを建てました。 所謂、注文形式の新築住宅ということになりますが、和風の標準的な平屋の住宅になります。 注文建築の様式や依頼については、自ら展示場やモデルハウス、其れにネットなどで調べて間取りなどを検討しましたが、結局は父親の意見を尊重して地元の知り合いの工務店に依頼することになったのです。
そして、どの様な建物がいいのかを尋ねられて、やはり「檜造りの和風の家」で、間取りも子供たちのことも考えて三間、三箇所の部屋があればよいということにして、簡単なフリーハンドの絵を書いて渡したのです。 其れを見た工務店の社長は持ち帰って、早速ながら社員の専門の設計士にいらいして、そして暫くして正式な設計図、及び見積書を提出してきたのです。
私達は別に建築に関しては全くの素人だったので檜造りの家なら其れでよく、ただ見積もりに関しては総費用の面で予算的にもう少し安くならないかを依頼してみたのです。 其の内に建築工事が始まっていよいよ竣工の時期になり、始めて新築の我が家に家族揃って入居した時には、桧の香がして、何ともいい気分だった事を今でも懐かしく思っているのです。
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